アカイアのゼウス神殿を観光
前回メッセニアにあるゼウス神殿に行きましたが、どうやら他の場所にもあるようで、どんな所なのか気になったのです。
なので他のゼウス神殿にも行ってみよう!と思い立ち、ピタゴラス先生にご同行願いました。
今回の舞台はペロポネソス半島の北側、アカイアという所です。ゼウス神殿の隣にはアルテミス・ラフリア神殿もありました。
今日のゲストは『まどっち』さんです。
久しぶりの登場です!
ゼウス神殿のご紹介
さあゼウス神殿にやって参りました。
簡素で柱身は太く、エンタシス(膨らみ)があるので、恐らく神殿の入口にある柱はドーリス様式かなあ。
こんな美しい神殿が、こんな昔の時代にあったとは!高い技術とこだわりを感じます。
レンガを見ると一つ一つの大きさが一緒だなあ!
器用だったんだろうね!
↑女性像の前でポーズを決めるピタゴラス先生。
後ろに映る海は、パトラ湾かコリントス湾のどちらかだと思います。
古代ギリシアにはどこにでも像があるなあ。
アゴラの市場で売られていた物によく似た置物やリースを発見。
神殿への捧げものをここで売っているのかも。
捧げものを持ってくるのを忘れちゃった人のためかな。
↑神殿の壁の下の方にも模様がしっかり入っているのでこだわりですね~。
↑神殿の中に入ると、中央にゼウス像がありましたよ。
メッセニアにあったものより大きいなあ。
↑ゼウス像の足元には金細工の皿や、豪華なツボが大量にありました。
ピタゴラス先生、凄く驚いていますネ。
無造作に置かれているけど…。
どれも高価そうだね。
アルテミス・ラフリアの神殿
ゼウス神殿の隣には、もう一つの神殿があります。
アルテミス・ラフリアの神殿です。
アルテミス・ラフリアはゼウスの娘で、狩猟と月を司る女神です。
こちらの神殿の柱は、細身で柱頭が渦巻き状なのでイオニア様式かなあと思います。
神殿の近くには、水場がありました。ライオンの口から水が出ています。
ピタゴラス先生はここでも崇めるポーズをしていました。
日本ならここで手を清めるよね。
ゼウス神殿とアルテミス神殿をつなぐ道には、オシャレなパーゴラ(ブドウ棚?)がありました。
ここをくぐって隣の神殿に行くの、なんだか素敵ですね。
↑道行く人と一緒に青銅像を崇めるピタゴラス先生。
神殿の内部には、アルテミスの像がありました。
狩猟を司る女神なので、手には金の弓があり、傍らには鹿がいました。
勇ましいポーズだね。
動きやすいようにスカート丈が短いね。
まとめ
今回はこれで終わりです。メッセニアにあったゼウス神殿のお供え物と比べると、かなり豪華な物が多かったのでビックリしました。
お供え物ではないのかもしれませんが…。
最後まで見て下さりありがとうございました!
また、見に来てください( ̄▽ ̄)ノシ
↑水やりをしてあげるピタゴラス先生
先生、優しい。
おわり
ドーリス様式、イオニア様式、コリント様式、アルテミス
コトバンク